彼とのお付き合いが長く続くと、倦怠期がやってくることがありますよね。
今まで平気だったことにもイライラしたり、小さなことですぐに喧嘩をしたり。
そんな時、冷却期間を取るカップルも少なくありません。冷却期間を取ることでお互いが冷静になれ関係が修復することも多くあります。
しかし、冷却期間の取り方を間違えてしまうと、反対に気持ちがより一層冷めてしまうこともあるのです。
自然消滅してしまうなんてことも起こりえます。
そうならないためには、前もって「冷却期間の期限を定めておくこと」と、「恋人のことを考えすぎないこと」が大切です。
期限を決めることで、ずるずる冷却期間が長引くことはなくなり、自然消滅という悲劇を避けられるようになります。
また恋人のことを考えすぎないことで、冷静に自分たちの関係を見つめなおすことができ関係修復への道をたどることができるようになるのです。
冷却期間の取り方 間違えてしまうと…
お付き合いが長くなったカップルの多くは倦怠期を迎えます。
お互いの存在に慣れたことで、今まで気づかなかった嫌な面が見えてきたり、お互いにわがままになってしまったりするのです。
そのため、相手にイライラしやすくなったり、喧嘩が増えたりします。
そのまま、お付き合いを続けていても、悪循環にはまることが多いため、何かしらの対策を打たなければなりません。
その対策の1つに「冷却期間を取る」ことが挙げられます。冷却期間を取ることで、お互いに冷静になることができ、相手のいい点を再認識したり、嫌なイメージを払拭したりできるため、関係修復へ導くことができるのです。
しかし、方法を間違えてしまうと、関係修復は遠ざかってしまいます。
関係修復を目指していたのに、関係が一向に改善されなかったり、むしろ関係が悪化してしまったりすることもあるのです。
さらには、連絡を取らなさ過ぎて、気づいたら自然消滅してしまっていた…。
そんな悲劇さえ起こりうるのです。
どうして冷却期間に失敗してしまうの…?
倦怠期を迎えたカップルが冷却期間を取ること自体は間違った方法ではありません。
そのおかげで冷静になれて、関係を修復できることもあるのです。しかし、そのための冷却期間で関係を悪化させていしまっては元も子もありませんね。
冷却期間を失敗で終わらせてしまうのにはいくつか原因があります。
冷却期間をとることに片方が納得できておらず新たな喧嘩が勃発してしまう場合もあるでしょう。
別の異性に相談していてそちらに心変わりしてしまうという場合もあるようです。
今回は、その中でも気を付けないとついついやってしまいがちな原因に焦点を当てて考えていきます。
原因① 冷却期間を長引かせすぎてしまう
あなたは彼に、素直に自分の気持ちを伝えることができますか。
素直になるのが苦手という方も多いのではないでしょうか。
そんな方々がついついやってしまいがちなことが、冷却期間を長引かせてしまうということです。
冷却期間を取って、冷静になることができ、彼の大切さにも気づくことができた。
でも、いざ彼に連絡を取ろうと思うと、素直になれず、なかなか連絡を取ることができない。
彼からだって連絡がないし…と思っているうちにずるずると冷却期間が長引いてしまう、ということが起こるのです。
そうやって連絡しない日々が伸びるにつれて、「もうどうでもいいやぁ」と気持ちが冷めてしまったり、やっと連絡した頃には彼に「もう自分たちは自然消滅したのかと思っていた」と言われてしまったりするのです。
このように、素直になれずに冷却期間を長引かせてしまうことで、お互いの気持ちが冷めたり、自然消滅したりと、冷却期間は失敗に終わるのです。
原因② すぐに連絡を取ってしまう
倦怠期を迎えたとはいえ、ずっとお付き合いしてきた彼ですから、冷却期間中にも寂しくなることがあるでしょう。
その寂しさを感じたときに、ついついやってしまいがちなことがすぐに連絡を取ってしまうということです。
倦怠期とはいえ、全く連絡を取らない状態はやっぱり寂しいです。
何気ない世間話くらいはLINEしたいと思ったり、やっぱり彼が大切とわかったから冷却期間も早々に辞めてしまいたいと思ったりして、ついつい連絡を取ってしまうのです。
冷却期間は本来、恋人がいない生活を体験する中で、自分の気持ちや自分と彼の関係を冷静に見極める期間です。
それは彼にとっても同じことがいえます。そんな中、すぐに連絡をとってしまっては、冷静な見極めができなくなり冷却期間をとった意味がなくなってしまいます。
また、仮にあなたができたからといい早い段階で連絡を取っては、彼もまた十分に見極めをできたという保証はないのです。
その状態で、関係修復をしようとしても同じことが繰り返されてしまいます。
このように、寂しいからといってすぐ連絡をとってしまうことで、自分か彼もしくは双方が、冷却期間中にするはずだった冷静な見極めができず、関係修復が見込めなくなってしまうのです。
冷却期間はどうやって取ればいいの?
「冷却期間を長引かせて」しまったり、反対に「すぐに連絡」をしてしまったり。
気を付けていないと、ついついやってしまうようなことが原因で、冷却期間は失敗してしまうのです。
そして、関係悪化や自然消滅という悲劇を生みかねません。
そんな悲劇に見舞われないためにも、冷却期間は上手に取るようにしましょう。
上手な取り方として、今回は、これだけは気を付けてほしいという2点をご紹介します。
冷却期間の期限を決める
冷却期間を長引かせると気持ちが冷めたり、自然消滅を迎えてしまったりと、冷却期間が失敗に終わることは先に述べた通りです。
冷却期間をずるずる長引かせてしまう原因の1つに冷却期間の期限が決まっていないことが挙げられます。
期限さえ決まっていれば、その期限が来れば連絡するきっかけができるのです。
素直になれずに、冷却期間長引かせてしまいそうだなという方は、是非期限を決めてみてください。
また、すぐ連絡したくなってしまう方も、ここまでは連絡しない!という決意を込めて期限を決めるといいですね。
冷却期間の期限を決めるとこで、その期限が相手に連絡するきっかけとなります。
その時に連絡することで、お互いが冷静になった状態で、関係修復のための話をすることができるのです。では、どのくらいの期間を目安に期限を決めればよいでしょう。
倦怠期に入って、喧嘩をしてしまい、お互いカーっとなって冷却期間をとることにしたという場合、冷却期間は1週間程度がよいでしょう。
喧嘩をしてお互いに感情が高ぶっている状態ですので、冷却期間を取って冷静になることが大切です。
しかし、1週間以上たつとお互いに意地を張って連絡しづらくなってしまいますので気を付けましょう。
もし、1週間待たずとも、素直に謝れるのなら、この場合は、早めに冷却期間を終えても構いません。
そうではなく、あなた方がお互い十分に話したうえで、冷却期間を決めようという結論に至ったのならば、3カ月程度の冷却期間を設けることをお勧めします。
今まで、少しずつ積もってきたのであろう価値観のズレによる違和感などは根が深い問題です。
そのため、1~2週間という期間で簡単に解決するものではありません。短すぎてあまり意味のない冷却期間になってしまいます。
十分な時間を取り、冷静に自分の気持ちや関係を見極められるようにしましょう。
しかし、この3カ月という長い期間は、相手に自然消滅したのではないかと誤解させてしまうデメリットもあります。
こうならないためにも、長期間の冷却期間を取る際には、期限を相手と共有しておくといいですね。
もう少し詳しく、失敗事例と成功事例を出しながらご説明しましょう。
冷却期間の期限を決めていない場合、「寂しくなったし、もう連絡取りたい!」と思ってしまったときに、「もう冷却期間は終わり!」と自由に冷却期間を止めて連絡を取ることができます。
また、反対に冷却期間を充分に取った後でも「自分から連絡しづらいな」と連絡がなかなか取れなくなってしまいます。
これでは、失敗してしまいますね。
しかし、冷却期間の期限を決めていると、途中で寂しくなっても「まだ期限が来ていないし、もう少し我慢しよう」と思い直すことができるようになります。
連絡をできるだけ断つことで、お互いが冷静になり、自分の気持ちや2人の関係について冷静に見極めることができるようになるのです。
さらに、期限が来た時には、期限がきたことを理由にすれば、幾分連絡を取りやすくなるのです。
以上のように、冷却期間の期限を決めておくことによって、すぐに連絡してしまったり、ずるずる冷却期間を長引かせてしまったりすることがなくなります。
そして、お互いが冷静に自分の気持ちや2人の関係を見極めたうえで、関係修復の話し合いができるようになるのです。
彼のことを考えすぎない!
冷却期間は、彼のいない生活を体験する中で自分の気持ちや2人の関係について冷静に見極める時間です。
しかし、彼のことで頭がいっぱいという状態では、なかなかうまくはいきません。
寂しさが募ってしまったり、冷静さが取り戻せずもやもやが募ったりしてしまいます。
上記のように期限を決めたとしても、寂しさが募っては、つい連絡もしたくなってしまいます。
そうならないためには、彼のことで頭がいっぱいという状態から脱せるようになりましょう。
できるだけ彼のことを考えすぎないようにするのです。
具体的にどのようにすればよいでしょう。あなたにとって夢中になれることが恋愛だけならば、彼のことで頭がいっぱいになっても仕方ありません。
そうならないよう、恋愛以外にも夢中になれることを増やしましょう。
自分磨きをしたり、趣味を見つけたりしてみましょう。
自分磨きをすることで、次彼に会ったときに「おっ!今までとなんか違う」と思わせることができますし、趣味に夢中になることで自分の内面を豊かにしてくれます。
このように、恋愛以外に夢中になれることを増やしていくうちに、悲しさや寂しさも薄れていきます。
すると、自然と自分の気持ちや2人の関係についても冷静に見極めることができるようになるのです。
しかし、彼のことを考えないようにしたいからといって、LINEを無視するなどの行為はやめましょう。
相手が、もう自分は大切にされていないと感じ気持ちが冷めてしまうかもしれません。
「仕事だからごめんね」と冷静にしかし確実に返信してあげましょう。また、彼の気持ちを全く考えず異性と遊び歩くなど、不信感を高めたり信頼を失ったりするようなこともやめましょう。
1つの例をご紹介します。
趣味や自分磨きなど、恋愛以外に夢中になるとどうなるでしょう。
今までは彼でいっぱいだった頭の中も他のことも考えることができる余裕が生まれます。
すると、倦怠期を迎え、「デートに遅刻するところが嫌。
デート中携帯触ってばかりなのも嫌」ともやもやが募っていた彼へのイメージも、再度冷静に考えることができるようになります。
その結果、「でも、私が困っているときいつも味方でいてくれたなぁ。」ともやもやの中に隠れて見失っていた彼のいい部分も思い出すことができ、「私も悪かったな」と自分の過ちにも気づけるようにもなります。
そして、「彼の直してほしいところも伝えて、自分の悪いとこをも直して、仲直りしよう」と冷静な視点で2人の関係を見つめなおすことができるようになるのです。
以上のように、趣味や自分磨きなど恋愛以外に夢中になれることを見つけ、彼のことを考えすぎないようにすることで、自分の気持ちや2人の関係について冷静に見極めることができるようになり、関係修復へ導くことができるようになるのです。
倦怠期の彼との冷却期間の取り方
ずっとお付き合いしてきた彼だからこそ、倦怠期を迎えることも出てくるでしょう。
そんな中、冷却期間を取ることは悪いことではありません。
しかし、冷却期間をずるずる長引かせたり、すぐに連絡を取ってしまったり、方法を間違えると関係悪化や自然消滅などの失敗を生みます。
それを避けるためにも、まず、冷却期間の期限を決め、すぐに連絡を取ってしまったり、逆に連絡を取るタイミングを失いずるずる冷却期間を延ばしたりすることを防ぎましょう。
これにより、冷却期間の適切な期間を確保できるようになります。
そして、彼のことを考えすぎないようにして、冷却期間中の寂しさや倦怠期に感じたもやもやを薄めましょう。
その結果、冷静に自分の気持ちや彼との関係を見極めることができるようになり、関係修復への話し合いがスムーズに行えるようになりますよ。