この記事を読んでいるあなたは、一世一代のプロポーズの日のために、情報を入手し、試案を重ね、計画を立てていることでしょう。
そして、レストランでプロポーズをしようと考え、そのタイミングを決めかねている。
若しくは、良いタイミングのリサーチをしている。どちらにしても計画的な皆様であると想像します。
プロポーズを成功に導くため、またパートナーに心から喜んでもらうために、タイミングは最重要ポイントです。
タイミングを考える上で、成功例を真似て計画を立てることとも良いですが、失敗例から原因をみつけ、対策をしたほうが、抜けのないレストランプロポーズを実現できます。
この記事ではレストランでの食事を楽しみながら、タイミングを見誤ることなく、プロポーズに成功するための対策をご紹介しています。
タイミングの失敗をなくすには
・実際に足を運んでレストランを把握する。
・二つ目のタイミングを把握しておく。
・レストランスタッフにサインを把握してもらう。
といった方法があります。
タイミングの失敗は少しの抜け穴から起きているので、抜け目のない計画と事前準備で失敗への対策をしておけば、お互いにとって最善なタイミングでスマートにレストランプロポーズをやり遂げることが出来るでしょう。
食事をしながらのプロポーズはタイミングで失敗する
レストランで美味しいお食事を楽しみながらのプロポーズに関してリサーチしてみると、“タイミングに失敗した”という内容が多く語られていました。
「騒音で…」「悪天候で夜景が見えず…」「スタッフさんと息が合わずに…」「緊張で…」等様々な理由により、タイミングを見誤る人が後を絶たないのです。
女性目線の失敗談を見ると、タイミングの失敗は気持ちを萎えさせがっかりさせてしまうことが良くわかります。
しかし、見方を変えてみると、タイミングの失敗がなければ、レストランでのプロポーズは成功する確率が非常に高いということがわかります。
ではタイミングに失敗する原因は何?
そしてどの様な対策をすれば、失敗を防ぐことができるのでしょうか?
食事中のプロポーズでタイミングの失敗!失敗の裏にひそむ抜け穴
失敗の原因を知るために、様々な媒体、知人からの情報により失敗談を調査しました。
食事中のプロポーズのタイミングに失敗された方々は、皆プロポーズの日にむけて計画を立て準備をされていました。
しっかり計画と準備をしていたにも関わらず失敗しているのです。
皆さん「こんなつもりじゃなかったのに…。」と言われます。
誰も失敗する未来を想定して計画を立てていませんので、当然です。
しかし「こんなつもりじゃなかったのに…」という言葉が失敗の原因のキーワードです。
失敗の想定不足が、計画に“抜け穴”を作ってしまっていたのです。
うまく組み合わせて作られたジェンガも、一つの抜け穴があることで、何かの拍子に崩れ落ちてしまう。崩れ落ちたら元には戻せません。プロポーズの計画も同じです。
失敗例から、計画を立てる際にできやすい“抜け穴”は大きく3つにわけることができました。
一つずつご紹介します。
抜け穴①レストランについてリサーチできていない
一つ目に、会場のリサーチに抜けがあることで起こる失敗があります。
パートナーの好みに合わせた雰囲気の良いレストランは、ネット上で検索にかければ簡単に見つけられます。
しかし、画面上の写真や情報ではわからない、音楽、照明の明暗、雑音、混雑状況、客層、スタッフがプロポーズのタイミングを左右します。
そのため、画面上だけで判断すると、プロポーズ当日になって計画通りにいかず、慌てることになります。パートナーにも、センスがない…詰めが甘い…とがっかりさせてしまうことに。
「こんなはずじゃなかった。」「ムードがつくれなかった。」という失敗は、レストランのリサーチ不足という抜けにより、計画していたタイミングでプロポーズが出来ず、起こってしまうのです。
抜け穴②イレギュラーを想定できていない
二つ目にイレギュラーの想定が抜けていることで起こる失敗があります。
サンセットや打ち上げ花火を眺めながら、海や夜景を一望できる場所等、レストランから眺める景観のベストタイミングを狙いプロポーズをしようと考えている場合は特に注意です。
天候や自然、人為的なイレギュラーを想定していないと、もしもの時に対処できず、タイミングを見誤ります。
自分は大丈夫!と思っていても、緊張感がピークに達している時は、冷静に判断ができなくなります。慌ててタイミングが不自然になることも。
そんな下手くそなプロポーズでは格好がつきませんし、臨機応変に対応できない。頼りないと思われてしまうことになります。
他にも「予定どういの時間に花火があがらず、タイミングを逃した。」「台風直撃でロケーションが最悪で…」といった失敗がイレギュラーに備えていないことで起こってしまうのです。
抜け穴③レストランスタッフと連携ができていない
三つ目に、レストランのスタッフと連携ができていないが故に起こる失敗があります。
きめ細やかな配慮のできるレストランのスタッフは、プロポーズをする際に心強い味方となってくれます。
しかしスタッフの行動がプロポーズのタイミングを決定づけるため、連携に抜けが原因となり、「真剣な話の途中で演出がはじまってしまった…」「思っていたタイミングではなかった。」といった失敗がおこります。
これでは素敵な演出も台無し…。空気の読めない人と認定されてしまう可能性も…。
協力を仰ぐスタッフとの連携に抜けがあると、理想的なタイミングでプロポーズをすることはできないのです。
食事中のプロポーズのタイミングに失敗しないために3つの把握をしよう
失敗の原因となる抜け穴をご紹介しましたが、次はその穴を塞ぎ、失敗しないための対策をご提案していきます。ここで大切なのはプロポーズの計画の時点で3つの把握をしておくことです。
この3つを把握することでタイミングの失敗を防ぐだけでなく、当日の自信や落ち着きを引き出してくれるので一石二鳥です。
では失敗しないために把握するべき3つポイントをご紹介していきます。
失敗しないための対策①実際に足を運んでレストランを把握する
予約をする前にご自分でレストランへ下見に行ってください。
絶対に失敗したくない結婚式場や、仕事で使用する会場へは必ず下見をしにいきますよね。
ロポーズも同じです。実際にその場に身を置くことで、想像が現実的になります。
例えば、二人で夜景をみながら、落ち着いた雰囲気の中で、メインディッシュ後にプロポーズをしたいと計画している場合、下見の時点でプロポーズをする季節や気候を考慮しながら、夜景が綺麗に見えて、人通りが少ない座席の確認ができます。そしてお料理が運ばれてくる流れや、スタッフの動きを見ておけば、演出やタイミングを示し合わす方法も具体的に計画できるようになります。
ただし格式高いレストランに一人で行くのはハードルが高いですし、費用がかかるのが、この対処法のデメリットです。
しかし、パートナーにがっかりされるプロポーズは絶対に避けたいと思いますので、多少費用がかかっても、下見に行くことをお勧めします。
実際に周りの友人や知人を見ても、自分で動き自分の目で確認するような行動力がある人は、プロポーズでも仕事でも用意周到で上手くいく確率が高いです。
下表にタイミングの失敗をしないために、把握しておくべきことをまとめました。
チエックリスト | 考慮する点 |
雰囲気(音響,照明,インテリア,ロケーション) | プロポーズの場にふさわしいか。 希望に合った格式か。 |
混雑状況 | 落ち着いて話ができるか。 |
客層 | 客層 ファミリー向けでないか。 |
スタッフの振る舞い | 協力を仰げるか。 |
スタッフ等人の動線 | 人の往来が気にならないか。 |
座席 | ベストポジションはどこか。個室はあるのか。 |
時間や日によってレストランの状況は変化するので、必ず自分が計画をしている日時にあわせてレトランへ下見に行きましょう。
レストランを把握出来ていれば、パートナーに場の雰囲気や音楽やお食事を心から楽しんでもらうことが出来ます。
そして自分も、リラックスした状態でタイミングを見誤ることなく、スムーズなプロポーズを実現できるでしょう。
失敗しないための対策②二つ目のタイミングを把握しておく
どのような計画にもアクシデントやイレギュラーが起こることを想定して、二つ目のタイミングを把握しておくと、失敗を防ぐことができます。
想定外への対応力というのは、記事や書籍にも多く書かれている通り、個人差があり、簡単には身につかず、難しいものです。
プロポーズに関しては皆が初心者なので、当日の自分の対応力に頼るのではなく、当日を迎えるまでに想定外に備えて計画しておくべきなのです。
例えば、サンセットや打ち上げ花火をプロポーズのタイミングに設定していたのに、アクシデントがあり時間通りにタイミングが作れなかったとします。
こうなると緊張+不安で頭の中は混乱状態に…。しかし事前に用意しておいたプレゼントをデザートに添えて届けてもらえるように手配が出来ていれば、慌てることなく次のタイミングに備えることができ、スマートです。
また、その日にこだわっていないのであれば、日を変えてリトライをする計画しておくもの一つです。
とにかく慌てないために、計画を立てる段階で二つ目のタイミングを“ここ”と決め切って準備をしておくことが大切です。
ただし、二つのタイミングを作るためにコストと手間がかかることがありますし、二つ目のタイミングが不自然にならないように、創意工夫も必要になります。
しかし、初めの計画通りにいかなかった場合には、二度目のタイミングになり、初めの計画通りに上手くいった場合には、二回目のサプライズとしてパートナーに喜んでもらえるものとなります。
二つ目のタイミングを作っておくことは、安心と演出の両方を持ち合わせた最高のアプローチになるのです。
実際にアクシデントやイレギュラーに備え、見事計画通りにプロポーズを成功したという例もあります。
二つ目のタイミングの参考例は
・クロッシュサービスでプレゼントを贈る準備をしておく。
・デザートにダイヤモンドを添えてもらうように頼んでおく。
・手紙を準備しておき、読んでもらった後にプロポーズ。
・クロークに花束を預けておき、帰りにプロポーズ。
などがあります。一つ目のタイミングの計画と同時進行で準備してください。レストランのスタッフの協力が必要な場合は、当日までに忘れず依頼しておきましょう。
二つ目のタイミングが安心材料となり、食事を楽しみながら、自信をもち、落ち着いてプロポーズのタイミングを見定めることが出来るでしょう。
失敗しないための対策③レストランスタッフにサインを把握してもらう
レストランのスタッフに協力を依頼する場合は、分かりやすいサインを決めてください。
サインがなくタイミングが曖昧な時に失敗する例がいくつもあるからです。
私自身、スタッフ側でお客様のお誕生日サプライズに協力をした経験が何度もありますが、事前に「食後にケーキを席までもってきてほしい。」と依頼を受けていても、どのタイミングがベストかを判断するのは難しいことでした。
タイミングに失敗しない為に、「タイミングがきたら洗面所に立つふりをして、声をかけてほしい。」と依頼主にお願いをしていました。
カジュアルなお店でしたので、洗面所に立つことが可能でしたが、プロポーズをするのは格式高いレストランであることが多いので、席を立たずにタイミングを伝えられる“サイン”を決めておくべきなのです。
ただし、タイミングでない時にサインを言わなくてはいけない事態が起こることもあります。
パートナーが頼まないドリンクやワインの銘柄等、使用頻度の少ないキーワードを使いサインを考えてください。
具体的な例をご紹介します。
【花束をサプライズに使い、メインディッシュを食べた後にプロポーズをする場合】
サインは「ミネラルウォーターを2つ」
当日までにすること
・プロポーズをしたいので、花束を席まで届けてほしい。とレストランに依頼をする。
・プロポーズのタイミングに合わせた自然なサインを考える
当日にすること
・パートナーとの待ち合わせ前に、花束をレストランにあずける。
・メインを食べ終わった後に「ミネラルウォーターを2つ。」の言葉を言ったら、花束を席まで届けてほしい。とスタッフにサインを把握してもらう。
・パートナーと食事や会話を楽しみ、タイミングがきたらスタッフを呼びサインを伝える。
メインディッシュを食べ終え、お腹も心も満たされ、話もひと段落している状態で、さらに次にどの様なデザートが運ばれてくるのかと期待に胸をふくらませている。
そんなタイミングでプロポーズが出来れば、パートナーは突然目の前に差し出された花束に驚き、そのスマートな演出と、今日までの準備に費やした時間を想像し、感謝し、感動してくれることでしょう。
このようにサインの把握ができていれば、パートナーとあなた自身のベストタイミングで想いを伝えることができ、レストランプロポーズを成功させる可能性が高まります。
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3つの把握でタイミングがきまり、レストランプロポーズを成功へと導きます
プロポーズの失敗=悪いタイミング
プロポーズの成功=良いタイミングです。
この良いタイミングを決め、実行するために、失敗の原因と対策をご紹介しました。
舞台となるレストラン、イレギュラーやアクシデントの想定、協力を仰ぐレストランのスタッフとの連携、この3つのどこかに抜け穴がある時に失敗が起こっていました。
抜け穴を最小にするためには、会場の把握をし、二つ目のタイミングを設定し、レストランスタッフとの意思疎通をスムーズにするサインを明確にしてください。
その上で、パートナーと自分に合わせたオリジナルのプロポーズを計画しましょう。
レストランにより、クロッシュサービスやフランベサービス、音響サービス、チャペル付きレストラン等、多種多様なプロポーズの演出サービスが用意してありますので、それらを利用するもよし。シンプルに決めるもよし。
お伝えした3つの把握が出来ていれば、失敗のリスクは最小。安心して想いをこめたプロポーズを実現することができます。
当日は大変な緊張感の中で食事をすることになりますので、体調は万全にして当日を迎えましょう。
そして協力いただくレストランのスタッフやパートナーに感謝の気持ちを忘れず、冷静で落ち着いた大人のプロポーズをしてくださいね。